思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第六番酒蔵札所 「勢玉」
住所: 徳島県徳島市福島1-4-9
TEL: 088-623-7591
営業時間: 平日9時〜17時、日曜12時〜15時受付。*お酒の提供はいたしません。

[蔵のための蔵]

 徳島市福島というところは、徳島城の外堀の畔だった地区。周りは武家屋敷の中で、島のように取り残された商業地だった場所。ここに親戚の造り酒屋から独立して創業したのが120年前。『勢玉』は、今の勢井社長になってから「蔵」を生かした多角経営に乗り出し、「蔵」の中に建物をそのまま生かした「蕎麦屋」もあれば「カフェ」もあり「コンサートホール」もあるさながらテーマパークを、もう十数年も前から組み立てた。ある意味、これからの「蔵」の方向のひとつを体現している世界。

 車で近付いてびっくり。通りがまるまる「蔵」を中心にしたゾーンになっている。その「蔵」自体は文化財。これだけ改造したらさぞかし・・・と思うところをセンスよくデザインしている。「酒造」というよりも「蔵の文化」に主眼を置いているので、酒は自社の店舗で販売する量しか作らない。

 勢井社長はちょっと細身の都会風の紳士。「自分の写真はええから蔵を撮って」とおしゃるのでこれはシャイな方かと思ったら、どっこい延々1時間いろいろなお話をして頂きました。その昔からこの「蔵」は今でいうフィルムコミッションをやってきたということだ。昔と言っても昭和10年代、マキノ雅弘が監督し長谷川和夫・高嶺秀子が出演した『阿波の踊り子』という映画のロケ地となっているというから、そりゃ凄い。社長自身は「酒を外から見てきた」ということ。「もう酒造には力は入れないんですか?」という問いに「異業種から見た魅力的な酒」にチャレンジするべく計画中とのこと。とりあえず目指すは酒文化の構築。請うご期待。

 

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「蔵より徳島市街地方面と眉山を望む」
蔵より徳島市街地方面と眉山を望む

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「蔵の正面玄関」
蔵の正面玄関

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「「酒蔵通り」 通りの名前になっている」
「酒蔵通り」 通りの名前になっている
酒蔵さんから
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近くの穴場情報
ボーン・イン・ザ・徳島   フィッシュカツの侵略
2007.11.27

 徳島の家庭の冷蔵庫を開けると必ず入っているものがこれ。
およそ口に入るものすべてに「すだち」を絞ってかけて食べていると言われるある意味ゴージャスな徳島人が、「ありあわせ」の万能食品として重宝しているソウルフード・フィッシュカツ。フライパンで温めてそのまんま食べても、冷ご飯にのせてウスターソースかけ丼にしてもオーケー。徳島県内ではすべてのスーパーの売り場に24時間100パーセント常備の商品。
 これが最近、気のせいか四国内において県外の店舗でもそろそろと見かけるようになりました。ユダヤ教徒におけるコーシャ料理や「怪物くん」のドラキュラが欲しがるトマトジュースのように、たぶん近所の徳島県出身者の「民族的アイデンティティ」と「心の渇き」によるものに違いないと思っていたが、どうやらボツボツと一般人も買って帰っているらしい。30年前の四国における納豆と同じ動き。思い起こせば納豆も子供のころは購入しているのを見られただけで変人扱いされていましたのに。フィッシュカツは、忙しい現代主婦の「ごめんなさい。これで我慢してね。」の開き直りメニューとして四国の家庭用冷蔵庫を席捲していくのか。こんな便利な商品ならさもありなん。少なくとも我が家ではそうならないように、徳島に出かけたときにスーパーでこっそり買って帰り、奥さんの目を盗んで真夜中に起きてはゴキブリの様にごそごそと食べております。
 それにしても「フィッシュ」+「カツ」のネーミングでは、どう考えても、知らない人はアジフライを想像するんでは?ましてやカレー粉が入っている理由がわからない。インド人もびっくり。
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「小松島のフィッシュカツ」
「小松島のフィッシュカツ」
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