思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第三十一番酒蔵札所 「桂月 土佐酒造」
住所: 高知県土佐郡土佐町田井418
TEL: 0887-82-0504
営業時間: 年中無休。

[大町桂月を知っちゅうか?]

 『土佐酒造』のある土佐嶺北地区は、四国の真ん中、早明浦ダムのあるところに位置している。海抜は250〜300mと思ったほど高くはなく割に温暖。棚田もあちこちに見えるような気候の穏やかな地域。ただ雨の量は四国で一、二を争い、雨粒の大きさからして異常に違うのではないかと思われるほど。蔵のある寺川地区は、吉野川の支流の合流点で、昔から地域の物資が集まって集落を成している。水は蔵の裏山からの湧水。口にするとほのかに甘みが残る。

 ここで明治10年より酒造りを営む『土佐酒造』。前澤田会長は、4代目で80歳。子供のころから野球人生まっしぐらという方なのである。高校球児から学習院大学にスカウトされ東都リーグで活躍。卒業後、地元高知銀行に野球の腕を見込まれ17年のご奉公。40歳でようやく蔵を継ぎ、その後は酒一筋で今に至る。「酒は生き物。無理せず自然のクセを大事にする。」というポリシーは選手の育成に通じているのか?その一方で、「そうさなぁ、趣味はマンドリンを独学で奏でること」というのは、「やっぱり内緒にしといてくれんか」と仰る(笑)。

 澤田社長のライフワークは、酒の名前にもなった土佐出身の漂泊の詩人『大町桂月』の資料館を完成すること。あずまやの様な庵『桂月館』の中には、澤田社長が自らの足で桂月の足跡を隈なく辿って収集した資料がいっぱい。桂月のことになると何日間でも喋り続けることが出来るレベルの研究家でもあります。郷土の山中で、郷土の酒を造り、郷土の詩人に想いを馳せる。良い生き方でありんすなぁ・・・。

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「のどかな嶺北地区 蔵の遠景」
のどかな嶺北地区 蔵の遠景

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「大町桂月の資料館『桂月館』と澤田会長」
大町桂月の資料館『桂月館』と澤田会長

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「桂月ゆかりの物品」
桂月ゆかりの物品
酒蔵さんから
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いたどり
2007.12.24

 「いたどり(虎杖 Fallopia japonica)」とは、「スカンポ」とも呼ばれる田んぼの畦道や草むらに生えている雑草の別名である。かつて食糧難の時代には、野菜として生食していたようだ。四国内の他の3県では食用の習慣はないようだが、ここ高知県だけでは山菜としてこれを調理して普通に食卓で食べる。どこにでも生えているので、実物(写真)をみると、「ああ、あれかぁ」と頷くものの、どっからどう見てもやっぱり雑草で、いきなり食べろと言われてもどうも食べる気にはなれない。
 
 春の新芽を皮をむき水に晒して塩漬けにし、それをもどしてごま油等で炒めて食べたりする。『土佐酒造』近くの『みちの駅 さめうら』では、常時、塩漬けを袋詰めして売っている(500円前後)。買って帰って炒めて食べるとなかなかいける味である。でも実物(写真)を思い浮かべるとものすご〜く不味く感じるので、なるべく「他のもんだ!」と思って食べること(笑)。


 ちなみに高松駅の助役Mは徳島の山中の出身だが、子供の頃は皆この「スカンポ」が大好きで、学校帰りに道端で取っては塩や砂糖をかけて生でかじっていたのこと。酸っぱくて美味しかったらしい。勇気ある皆さんも試してください。

 誰かに、これはフランス料理で使われる野菜だと聞いたことがある(ホンマかいな?)。土佐人はひょっとして一流のグルメだったのかも? でも、やっぱり雑草だよぉ、高知県以外では。
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「これです。これ。」
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「昔は生で食べていたこともあったらしい」
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「食べる時」
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いたどり 2007.12.24
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