思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第三番酒蔵札所 「鳴門金時焼きいも焼酎 鳴門のいも屋」
住所: 徳島県鳴門市瀬戸町明神字板屋島123
TEL: 088-688-0950
営業時間: 月曜〜土曜の8時30分〜17時30分受付。日曜・祝日休。

[酒は人を育てる]

 鳴門市を見下ろせる小高い工業団地に工場を構えるここ『鳴門のいも屋』は、この業界ではたいへん珍しい新規開業の蔵です。徳島でも65年ぶりということ、「鳴門市で生産した原料のみ」で酒造りをすることを許可されたそうです。元々は鳴門金時芋からできる加工品のメーカーで冷凍大学芋や芋のペーストで名をはせた会社です。今もこれからの取り組みとして金時芋が出来る健康食品、黒酢ならぬ「芋酢」を開発中とのこと。

 製造部長の有井さんは、焼酎を造り始めてちょうど2年目に入ったばかりの新鋭。徳島市の出で、もともとお酒には何の縁もゆかりもなかったのが奥様との結婚を機に義理のお父上の経営するこの会社に入社し、酒の開発をまかされてしまったんです・・・と明るく語る29歳。学校へはモヒカンヘアーで通っていた自分がこの道に入ったのも何かの縁、人生観を180度変えて今は酒造りが楽しくて楽しくて仕方がないと、にこにこと語ってくれました。

 仕事以外の趣味は子育て。4歳と3歳の子宝に恵まれていますが、休みの日に自然が今なお残る鳴門郊外に彼らを連れ出し、メダカ採りやドジョウ採りからカブトムシ採り至るまで一緒になって遊ぶのが、今のもう一つの生甲斐とか。「まだあどけないない子供達相手に自分が頑張って手をかける、これはまったく酒造りと一緒の感覚ですね。ほんとにこんな俺でも仕事を通して自分でびっくりするほど変わったと思います。」と語る若いお父さんの背中を見て、お子さんも焼酎もスクスクと育つものと確信した次第です。

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「風光明媚な鳴門の海を望む丘にたつ工場」
風光明媚な鳴門の海を望む丘にたつ工場

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「蔵の正面玄関と社名を削り込んだ石」
蔵の正面玄関と社名を削り込んだ石

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「お仕事中の有井さん  10年前までは徳島で泣く子も黙るワルだった?」
お仕事中の有井さん  10年前までは徳島で泣く子も黙るワルだった?
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鳴門の赤飯
2007.12.30

 「自分は鳴門に来てびっくりしました。それが、ここの人は赤飯に砂糖をかけて食べよるんですわ。」と、『鳴門のいも屋』の有井さんが、さも気持ち悪そうに教えてくれました(笑)。皆さんの地域もそうでしょうが、有井さんの出身の徳島市でも、鳴門挟んで反対側の香川県でも、赤飯といったら「黒ゴマ」「塩」で食べるのが普通。なのに鳴門市だけがピンポイントで「白ゴマ」「砂糖」らしい。大丈夫か?鳴門市民の味覚。そう言えば北島町との境にある1番札所の『本家松浦酒造場』の松浦社長も、「なぜか鳴門市だけが食習慣が変なんです。」とおっしゃってました。これから鳴門市出身という人に手会ったら、「自分んちで赤飯に砂糖をかけるかどうか」で首実験をしてみましょう。
 
 早速、挑戦・・・と言うても、赤飯は家で食べるもの。食堂のメニューにはないだろうから、コンビニで赤飯のおにぎりを買って来て白ゴマと砂糖をかけて食べてみました。うん、なかなかおいしいけど赤飯とはちがう、お菓子を食べている感覚です。鳴門市民はこの砂糖かけ赤飯に何のおかずをつけて食べているんやろうか?刺身とか絶対にないやろうな・・・と、あれこれ考えながらも、なんとなく味は納得。
 
 カップラーメンも西日本と東日本とでは微妙に味を違えている今の日本の食品シーン。鳴門のコンビニ限定で「砂糖かけ赤飯おにぎり」が発売される日も近い?


追伸
 噂によると鳴門の「お好み焼き」には「金時豆」が入っているらしい。、『鳴門うどん(2番札所の一言欄)』と言い、どうも、鳴門は食文化のガラパゴス島であるようです。(笑)
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鳴門の赤飯 2007.12.30
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