思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第二十七番酒蔵札所 「響灘 響屋」
住所: 高知県安芸郡芸西村西分甲2178-2
TEL: 0887-33-2305
営業時間: 8時〜22時受付。ほぼ無休(年に2〜3日不定期休みあり)。*お酒の提供はいたしません。

[はちきんの蔵]

 芸西村は、高知方面から手結山を東に越えた地域。高知中央部の東の際であり漁業と農業の町。ここ『響灘』(現 『響屋』)さんは、今は酒造りは廃業しているものの、女将さんによると、その昔は高知出身の安岡章太郎のエッセイにも紹介された名門で、明治時代には酒造の他に海運業も兼ねており、船で室戸に酒を運び帰りに魚を満載して帰って来ていたという。ここから安芸にかけての水系は、文献でも「安芸八流水」と称されるほど複雑で、まるでヤマタノオロチの首のように絡み合っているらしい。専門家の話ではここ『響灘』さんの湧き水は物部の大栃辺りからの伏流水ではないかということだ。高知県中央部と同じ辛口の酒となる。

 現在、蔵をそのまま残して酒の専門店に改造しているので、外観から何から未だに「酒蔵」そのもの。中に入るとまだ酒蔵の道具がそのまま残されている。麹室は何と!カラオケバーになっていた。確かにここなら防音もばっちりですね。

 まだまだ構想段階だが、「ゆくゆくは蔵を生かして地域PRに貢献出来る施設にしたい」という夢を語ってくれた女将さん。こういう人のことを「はちきん」というのだろうか。地元で人気者の娘さんと共に、「蔵」だけでなく「町」までをも造り変えてようとしております。

 ちなみに、下のひとこと欄にある「かっぱ市」から南の海側へ後免奈半利線の鉄道高架をくぐってすぐ左側の駐車場の片隅に、坂本竜馬の連合いのおりょうさんの銅像が建っている。おりょうさんの妹さんの旦那さんが、このあたりの出身だったという所縁である。ひょとすると『響灘』さんとも、「土佐はちきん(元気の良いじゃじゃ馬で気の強い女性)繋がり」なのであろうか?


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「外観は蔵そのまま 煙突もそびえたつ」
外観は蔵そのまま 煙突もそびえたつ

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「元麹室そのままのカラオケルーム」
元麹室そのままのカラオケルーム

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「社長夫妻と看板娘さん」
社長夫妻と看板娘さん
酒蔵さんから
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近くの穴場情報
ふかの鉄干し
2007.11.28

 『響灘』の娘さんに「かっぱ市」なる地元の農水産物の即売所を紹介してもらいました。『響屋』さんから国道を東に走って信号二つ目。県外者からすると驚くほど安い値段で地元の野菜が無造作に置かれている中で、『ふかの鉄干し』発見。高知市内の某観光客向け有名商店街で買うと1,000円くらいの量のものが、袋に無造作に詰められて200円から250円。『ふか」の他にも『シイラのみりん干し』とか、得体の知れない『アスナロなる魚の干物』も置いていました。午前中は平日でも地元客で一杯。午後になると商品は殆ど残っていない状態という。

 『鉄干し』は土佐では至極一般的な食べ物。要するに、その辺で獲れた魚の干物なのですが、とにかく肉厚なので炙ると「外はパリパリ中はジューシー」で美味しい。「このあたりは昔から貧しくて漁業か農業くらいしかないので。」と、『響屋』の女将さんのように永らく住んでる方はおっしゃいますが、これだけ安く新鮮で美味しいものを、毎日のように肩肘張らずに食べられるということは、大変贅沢なことですよねぇ・・・と、私ら他所から来た者は考えるのです。

 

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「ゆっくり走らないと見逃してしまう。」
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ふかの鉄干し 2007.11.28
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