思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第八十七番酒蔵札所 「森国酒造」
住所: 香川県小豆郡小豆島町馬木甲1010-1
TEL: 0879-61-2077
営業時間: 月曜〜日曜10時〜16時受付。

[島の酒]

 ここ『森国酒造』は、唯一、諸島部にある蔵である。小豆島は、関西の文化圏である淡路島を除くと瀬戸内海で最大の島。島内でも特にここ内海地区は、今でも10件余りの醤油蔵が集中する醸造地区である。水は、瀬戸内諸島部最高峰の星ヶ城(871メートル)より流れる湧き水。加えて、海上を渡る風が自然放冷を促す。創業当時の2005年、池田社長が意を決してここに酒蔵を創業したのは、ごく当たり前の判断であった。
池田社長は高松市出身。元々は高松市で家業で酒蔵を営んでいたが、島の人の酒を造りたいと小豆島で新蔵を創業。今ではもうすっかり小豆島の地場の島民になってしまった。
 この蔵の特徴は併設された酒ギャラリー「MORIKUNI」。平成19年の夏に完成し、「日本酒の飲み方を教えること」と共に、「小豆島の情報発信」をも目的に持つギャラリーである。「MORIKUNI」は、観光客だけでなく地元の寄り合いの場所にもなっている。最近は酒蔵のブランドでおしゃれなパン屋もやっているようで、「酒蔵」と「観光」とが結びつく新しい形を模索しているようである。

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「蔵ギャラリー」
蔵ギャラリー

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「日本酒バー」
日本酒バー
酒蔵さんから
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醤油屋のおでんや
2008.02.01

 『森国酒造』から少し歩くと、『ヤマサンのおでん屋』がある。森国さんによると、ここは『ヤマサン醤油』の当主と奥さんが趣味でやっているらしい。本業でないだけに店主の気分次第ですべてが決まる。

 いつも地元の人間で一杯。それもそのはず、写真のように看板には「一本100円から」と表示されているものの、森国さんによると「我々はどれだけ飲み食いしても千円以上取られた覚えがないんです」。おそらくはレジスターも無いのであろう。税務署さんが読むといけないので、地元のコミュニケーションの場の保全の為にもこれ以上は書かない。(笑)

 ちなみにプレハブなので「トイレは無い」。代わりに裏を流れる用水路がここ専用のトイレであるという。さすがに女性用ではないそうだ。
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「ごらんのように」
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「あまり意味のないメニュー表示」
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「専用トイレ」
「専用トイレ」
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