思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第六十七番酒蔵札所 「栄光酒造」
住所: 愛媛県松山市溝辺町甲443
TEL: 089-977-0964
営業時間: 月曜〜金曜9時〜16時受付(但し、要予約)。土・日・祝日休。

[伝統と若い力と]

 湯山とは「道後の湯の山」という意味だそうで、道後からひと山奥に分け入ったところにある。ひと山越えただけなのに、松山に比べて標高がかなり高くなっており、年に5〜6回は雪が積もるという。水は高縄山系の伏流水・湧ヶ淵、米は『松山三井』、造るは地元越智杜氏、と『栄光酒造』は地酒の地酒たる由縁を1897年の創業以来守ってきた。

 伝統を守る杜氏は岡田さん。御年70歳。大島出身の生粋の越智杜氏の最後の一人である。父も兄も同じく越智杜氏。三男坊の岡田さんは高校卒業後大阪に出る。訳あって2年で戻ったところを誘われて、20歳からこの業界へ。28歳で杜氏となり、以来酒造り一筋。『栄光酒造』に来てからも既に30年が経つ、もはや半分伝説の人。休みの日には、近くの石手ダムで鯉釣りに興じている。先日、130cmの「池の主」を釣り上げてしまった。

 一方、今の造りの中心は、平均年齢35歳の6人の若手社員。みんな愛媛県の各地から酒造りに憧れてここに集まった。リーダー格の槌谷さんは43歳。もともと実家が松山の料理店で、その縁あって『栄光酒造』に就職。根っからの野球好きだが、今は子育てで手一杯。若いがみんな酒造りが大好きだと屈託なく笑う。

 現在は、70歳の岡田杜氏より平均35歳の若手社員に、地元で育まれた「酒造りの技術と伝統」をバトンタッチ中。祖父と孫ほどの年齢差を越えた共同作業チームは、まるで家族のようであり、とてもよい感じでバトンタッチが行われていました。

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「湯山の風景」
湯山の風景

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「事務所正面」
事務所正面

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「岡田杜氏と槌谷マネジャー」
岡田杜氏と槌谷マネジャー

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「製造部の皆さん」
製造部の皆さん
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奥道後の「はこそば」
2008.01.25

 槌谷さんが教えてくれた地元民の名物は、『田舎家』の「はこそば」。『田舎家』は、蔵から車で5分ほど国道を上っていったところ、奥道後温泉の斜向かいにある。丁度昼どきだったので、早速チャレンジしてきました。

 『田舎家』は看板も大きくすぐ分かりました。メニューも見ずに、おばちゃんに即「はこそば」を注文。さて、ゆっくりと辺りを見回すも、テーブルの上に奥道後温泉のハワイアンショーのテーブルテントが置いてある以外は、普通に何処にでもある田舎のおそば屋さん。平日なのでお客さんも6分の入りというところか。でも、そのお客さんが皆一様に木枠に盛られたそばを食べている。恐らくあれが問題の「はこそば」であろう。

 ほどなく登場。なるほど「ザル」や「せいろ」ではなく長方形の「木箱」にそばが入っている。「木箱」は、大きさにして通常の「せいろ」を二つ横に並べた程度。しかも、薬味には刻みのりとネギと一緒に生わさび一本とおろし金まで付いてきている。これだけで代金の650円よりもコストパフォーマンスは高い。

 食べる。う〜ん、まずまず美味しいがびっくりするような味ではない。単に見かけが珍しいだけか? でも食べ進むにつれて徐々にこの一品のキモが分かってきた。食べても食べても、なかなかそばが減らない。それもそのはず、前述の大きさの「木箱」に丸々そばが盛られているので、これは普通のもりそばの倍の量はある。

 二倍増量で生わさびが付いて650円。これは昼食にはとてもお得。さすが、地元で評判の名物は食べても損がないですなぁ。 
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「『田舎家』」
「『田舎家』」
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