思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第六十一番酒蔵札所 「男花 横河酒造」
住所: 愛媛県東温市横河原1290
TEL: 089-964-2116
営業時間: 日曜を除く8時30分〜20時受付。 残念ながら御高齢で廃業なさいました。

[年相応]

 重信町横河原は、道後平野を縦横に走る『伊予鉄横河原線』の終点の地である。昔は、街道を重信川で足止めされた人の為の宿場町であったらしい。

 『横河酒造』は、大正時代に隣の川内町から移転してきて、当代の和田社長で3代目である。重信川の伏流水で酒を造る。

 和田社長は実は下戸。そもそも松山で法務省にお勤めだったところを、縁あって奥様と結ばれ、養子縁組で酒蔵を継いだ。昭和42年のことである。以来約40年、酒造りに取り組んできた。最初は面喰らったが、今では自分のイメージ通りの酒に仕上がるかどうかが一番の関心事となり、「酒造りが楽しくて仕方がない」と語ってくれました。理想は柔らかくて雑味のない「きれいな酒」を造ること。

 人生は年相応。学生時代は横浜で(遊ぶ為の)アルバイト三昧、結婚してからは健康の為に地元東温市のシニアソフトボール三昧、そして今はメバル釣の一本釣り三昧。「およそ佐田岬周辺なら、どこにどんな石ころがあるかまで知っているぞ」と豪語している元気な67歳です。






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「蔵横より」
蔵横より

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「事務所は販売店も兼ねる」
事務所は販売店も兼ねる

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「和田社長」
和田社長
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松山っ子はパステル調がお好き?
2008.02.09

 松山市内では、昔から地元民には懐かしいお菓子として『醤油餅』と『労研饅頭(ろうけんまんとう)』とが有名である。他にも美味しいお菓子はたくさんあるとは思うが、取り敢えず今回は二人の方から別々に、この2種類のお菓子を紹介されたので、「ええいっ!一遍に書いちまえ」と、取り纏めてしまった次第。

 まず『醤油餅』は、その名の通り醤油で捏ねて蒸した餅。もともとは節句用の餅だったようだ。市内の和菓子店で菓子の一つとして取り扱っているが、私が紹介されたのは、『醤油餅』のみの専門店である『白石本舗』。お城の北西の住宅地にあるお店である。目立たぬ店構えの上に、店内には『醤油餅』の入ったショーケースしか置いてない、外も中も地味な菓子屋である。その『醤油餅』は、醤油(薄茶色)の他に柚子(薄黄色)や蓬(うぐいす色)等で五色に色分けされている。
 一方、『労研饅頭』の老舗『たけうち』は市内のアーケード街にデンと店を構えている。「饅頭」と書いて「まんとう」と読ませているように、我々のイメージする饅頭ではなく、いわば蒸しパンやベーグルのようなものである。「労研」とは『労働科学研究所』の略で、もともとはここが、仕事中に安価に栄養を補給出来る食べ物として、満州から「饅頭(まんとう)」なる食品を日本に持ち帰りアレンジして広めたということらしい。確かに1個84円で数個でお腹が膨れる。惜しむらくは、店頭では冷えた商品として売られているので、持ち帰って温め直す必要があるということくらいか。さすがにマク○ナルドのように冷えたら廃棄という訳にはいかないのであろう(笑)。うずら豆、黒大豆、蓬味付け等々、こちらも味によって色とりどり。中に入っている餡も、各種取り揃えてバリエーションは豊かである。

 普通の菓子なら商品のバリエーションとしても2〜3種類であろう。しかもいちいち色を変えるなんてことはしない。『醤油餅』といい、『労研饅頭』といい、はたまた『五色そうめん』といい、どうやら松山は「色とりどりのパステル調の色彩」を好むお洒落な土地柄らしい。 しかしその割に、街では厳つい男ばかりが目に付くのは何故だろう。(笑)
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「お城の北の路地にある『白石本舗』」
「お城の北の路地にある『白石本舗』」 クリックすると拡大します
「餡なし餡入り、バラ売りも5個セットもある。1個105円」
「餡なし餡入り、バラ売りも5個セットもある。1個105円」 クリックすると拡大します
「商店街の中の『たけうち』」
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「餡なし、こし餡、つぶ餡が選択でき、種類も豊富で1個84円」
「餡なし、こし餡、つぶ餡が選択でき、種類も豊富で1個84円」
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