山登りの湯
2008.02.23
『石鎚酒造』より山に向って車で30分程走ると、石鎚山ロープウェイ登山口に至る。冬場で山は開いていないが、駐車場は一杯。恐らく登山客とスキー客であろう。
ここの一角に老舗旅館の『京屋』がある。最近、息子さんがここから少し離れたところに「新館」として新しい温泉宿を建てたらしいが、態々ここから湯を運搬するなど、ちょっと「作り物」的な感じが漂う。やはりこういった昔ながらの鄙びた温泉の方が自然に調和しているようである。
それらしい入り口があるが、そちらは常時閉まってていて、その横の食堂から出入りするようになっている。聞くと宿泊客以外の一般客には土日だけ湯を解放しているという。入湯代300円、タオルを買っても200円。皆さん殆ど「新館」に行っているらしく、土曜というのに湯殿は貸し切り状態。湯船と言っても2〜3人で一杯になる小振りな造りである。お湯は湯の花が舞うほどの全くの乳白色。専門家ではないので効き目は不明だが、結構疲れがとれたところをみると、湯質は良いのではないかと思われる。
通常は宿泊客専用らしいが、この場所での宿泊と言えば登山客ということになるのだろう。西日本一の高峰(1982m)、石鎚山の登山口にある、まさに第一次キャンプの温泉である。
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「2月なので雪が残る」
「2月なので雪が残る」
「入り口・・・だがいつもは閉まっている この左手の食堂がフロント(笑)」
「入り口・・・だがいつもは閉まっている この左手の食堂がフロント(笑)」
「恐らく3人で一杯の湯船 真っ白いお湯が溢れ出ている」
「恐らく3人で一杯の湯船 真っ白いお湯が溢れ出ている」
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