思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第三十五番酒蔵札所 「酔鯨酒造」
住所: 高知県高知市長浜566-1
TEL: 088-854-4080
営業時間: 土・日曜・祝日休。電話で要予約。

[鵜飼い?いや・・・]

 高知市から南へ下ると、浦戸湾の入口に近い所に長浜という集落がある。ここはお遍路さんの渡し舟の発着場でもある。昔からこの地区は四国霊場33番札所でもあり、同時に長宗我部元親の菩提寺でもあった「雪渓寺」の門前町として栄えていた。よって酒蔵も大いに繁盛していたであろう。『酔鯨酒造』はこの町の一角にある。この辺りは海岸沿いなので近年は地盤が弱まり、現在は仕込み水は高知市鏡川上流の工石山より運んでいる。

 出迎えてくれたのは、あのスカイラインを開発した桜井雄一郎の後輩という山崎常務以下、石元工場長と能勢製造部長。伝統的な土佐の酒に「新しい息吹を吹き込みたい」と熱い志を語ってくれました。そして、この蔵が一番重要視するのは「人材」とその人材の「向上心」。
 
 驚くべきことに、蔵人の殆どは高知県以外から集まっている若者。でも、こんな四国の田舎にどうやって若くて優秀な人材を集められるんですか?と聞くと、そのノウハウがもの凄い。まず、地元の高知大学は全国一県外出身者の比率が高い国立大学。ここの優秀な学生に狙いをつける。簡単に言うと「地元の女の子と一緒にさせて、こちらで就職せざるを得なくする。(能勢部長談)」「いうなれば『鵜飼い』といっしょ。(常務談)」・・・いや、「鵜飼い」と言うよりも「キャッチバー」とか「美人局」とか言うほうが近いんじゃ・・・(汗)。
 
 とにかく、釣られた魚(若者)は、『酔鯨』で仕事をし当地で子を生み育て高知県のGDPの向上に貢献しているとのこと。「地域格差だ」「人材流出だ」と苦労している地方行政の皆様、是非ここ『酔鯨酒造』をお手本に・・・して良いのかなぁ?


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「蔵というより工場」
蔵というより工場

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「山崎常務(右)と能勢部長」
山崎常務(右)と能勢部長

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「若手に酒の飲み方を指導する石元工場長」
若手に酒の飲み方を指導する石元工場長

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「釣られた魚? いえいえ優秀な『酔鯨』製造スタッフです」
釣られた魚? いえいえ優秀な『酔鯨』製造スタッフです
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御畳瀬 (みませ)
2007.12.23

 『酔鯨酒造』で石元工場長に「何かこの辺りのお勧めは?」と聞いたところ「絶対これ!」と返ってきたのが『御畳瀬(みませ)』の干物。
 
 『酔鯨酒造』より遍路渡しの発着場を過ぎて浦戸湾に入り込んだところにある小さな漁村が御畳瀬(みませ)。よさこい節の「みませみせませ浦戸を開けて」の一節は、この御畳瀬と浦戸湾とを掛けたものだという。

 ここ浦戸湾は、湾を抜けて太平洋に流れ込む河川が多く、いわゆる汽水域(淡水と海水とが入り交じる水域)となっている。これは四万十川河口と同じで、その結果、四万十川河口同様生息する小魚の種類は大変多い。御畳瀬地区の漁村では、ここで獲れたそれら小魚を、その日のうちに港で天日干ししてその場で売っている。しかも製造直売故、市内の半額以下で・・・。

 「仕事を終えてこれを肴に酒を飲むと、とても幸せ・・・」と、『酔鯨』の皆さんは本当に幸せそうに語ってくれました。
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「こういう民家で売ってくれます。」
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「お遍路さんの渡し 人も自転車も無料」
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御畳瀬 (みませ) 2007.12.23
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