思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第四十二番酒蔵札所 「無手無冠」
住所: 高知県高岡郡四万十町大正452
TEL: 0880-27-0316
営業時間: 平日8時〜17時受付。

[過疎の町から]

 『無手無冠(むてむか)』は、『栗焼酎ダバダ火振』で全国的に有名。でもここでは敢えて清酒について取材した。

 地元大正町は四万十川を抱く山間の町である。この辺りは沈下橋も多く川の風景も四万十らしい。大正駅からはトロッコ列車も出ている。都会から見ると、一見豊かそうに見えるが、実は過疎化に悩まされている地区でもある。

 山本会長は、同志社大学アメリカンフットボール部のOB。出身は高知県でも東部の安芸だが、ここの奥様と結ばれて酒蔵を継いだ。それ以来、従来のやり方をリセットし自分独自のポリシーを形作ってきた。目指すは「米による地域興し」。地元の原料を使い地元の人の手で生産する。ヒットしている栗焼酎も地元の産物を活かすというコンセプトで開発したものである。

 まず、焼酎製造の廃棄物として排出される焼酎カスを有機肥料として米を育てる。その米は完全無農薬米となる。これで作った無農薬清酒を都会で売る。酒を通してこの米の品質が世間に認知されれば、この米の生産と販売とで地元大正町の雇用拡大と産業振興に結びつけることが出来る・・・という地域興しプラン。現在はこの構想を実行に移そうとしている段階らしい。このバイタリティは、やはりアメフトからのものだ。周りからの期待を背負って前人未到の企みに挑戦中である。 

 

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「いろいろな沈下橋が残る大正町」
いろいろな沈下橋が残る大正町

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「大正町の本通りにある蔵」
大正町の本通りにある蔵

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「バイタリティあふれる山本会長」
バイタリティあふれる山本会長

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「併設の小売場では高知県全域の酒を売っている」
併設の小売場では高知県全域の酒を売っている
酒蔵さんから
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酷道439 (こくどうよさく)
2008.02.14

 大正町の『無手無冠』から四万十市の『藤娘酒造』に向かう。国道で一本道、約35km、普通の運転なら1時間弱で到着。でも皆さん、これから60分、あなたの目はあなたの体をはなれて、この不思議な時間へと入っていくのです。

 まず国道439号線とは、徳島市から四国を対角線で横断して四万十市に届く総延長340kmの、四国では最長の国道である。同時にここは『国道439』ではなく『酷道与作』として全国的に有名。最近、『日本3大酷道』の一つに指定されたようだ。

 その西の端の難所『杓子峠』がこの区間にある。まずは『無手無冠』さんを出発してすぐに439号に合流。走行3分で車線は速やかに往復一車線となる。そして、このままこれから『杓子峠』を越える17km区間は対向車が交差出来ない道が続く。さすがにダートはないものの、写真のように「ガードレールは無い!」ので対向車が来たら命がけ。 でもうまくしたもので、この17km区間で出遭った車は所要45分間で3台だけ。・・・っていうのも「国道」にしたら異常でしょ?交差するのが夜間だったら確実に脱輪・遭難です。

 『杓子峠』を走破したらあとの18kmは立派な一般道が四万十市内まで続きます。それでもこの『無手無冠』〜『藤娘』間35kmの区間で信号らしきものはわずか3機でした。
 
 出来れば『JR四国予土線』と『土佐くろしお鉄道』とで行きましょう。どうしても車で行きたい人でも、引き返して56号線を走った方が結果的には近道です。私のように、悪路大好き、「国道」の真ん中で昼寝している野生の鹿の親子に出会う(これも国道439です)のに感動する・・・なんて変な趣味の人だけが通ってもよい道です。
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「いきなり看板  国道です。念のため。」
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「一応、国道の標識が」
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「とうてい交差が無理な道が延々と続く」
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「あると思うなガードレール」
「あると思うなガードレール」
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