思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第二十二番酒蔵札所 「美丈夫 濱川酒造」
住所: 高知県安芸市田野町2150-1
TEL: 0887-38-2004
営業時間: 月曜〜金曜9時〜11時/13時30分〜15時受付。土・日・祝日休。

[心やさしいラガーマン]

 ここ『濱川酒造』のある田野町は、車であと30分も走れば室戸岬という、四国でも南東の最果ての地。全国でも有数の多雨森林地帯である魚梁瀬(やなせ)から流れ出る澄んだ奈半利川の伏流水は超軟水。温かい気候もあって、ゆっくりとした発酵で、柔らかくて実はしっかりした酒を醸しだす。田野町は、魚梁瀬を背景にもつ半農半漁で且つ製材の町。つまり、第一次産業は全て揃った豊かな町である。ここに息づく『濱川酒造』は創業明治2年、現社長で5代目になる歴史のある蔵である。
 
 酒造りを任されている杜氏の小原さんは、現在59歳。元々は大手食品問屋にお勤めだったのだが、たまたま酒類の担当となったのをきっかけに酒造りに興味を抱くようになり、縁あって『濱川酒造』に骨を埋めるまでになった情熱家である。「家族的な雰囲気でこの規模を守っているからこそ、酒の隅々までに手が行き届くんですよ。」とスポーツマンらしく熱く語ってくれました。

 小原さんは、高校・大学・社会人とラグビー一筋。30歳までは高知県代表でもあったそうです。「高知県人の間でも、ラガーマンの間でも、(酒を)飲む量で力関係が決まります。」と笑って話す一方、「ラグビーやっとる人間は、案外人目には柔らかいんですよ。」と柔和に話そうとするも、話し口は、やっぱりゴツクて迫力満点(笑)。
 ラグビーを通して四国四県に亘って友達がたくさんいるそうで、「プレースタイルに限って言えば、高知と香川はジェントルマン、愛媛と徳島は荒くれ者」なんだそうです。これはお酒にも通じますか?の質問には、「まぁ、なんですわぁ・・・」と、ほのぼの〜とジェントリーに答えてくれました。


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「潮の香がする田野町の表通りと事務所入り口」
潮の香がする田野町の表通りと事務所入り口

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「風情を残す蔵の全景」
風情を残す蔵の全景

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「迫力の小原杜氏」
迫力の小原杜氏

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「蔵のスタッフの皆さんも体育会のノリ」
蔵のスタッフの皆さんも体育会のノリ
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田野駅屋の「すり身」
2007.11.26

 『濱川酒造』におけるキャプテン役の小原杜氏が、女性社員さんを集めて「最近では何がおいしいんかなぁ?」と訊いてくれたのがこれ。漁業の町・室戸地区ですので、「魚は何でも美味しくて当たり前」の田野の奥さん連中に評判なのが、後免奈半利線(ごめんなはりせん)・田野駅の「駅舎」兼「道の駅」兼「よろず屋」で売っている『すり身』。 
 グレーのペースト状の魚の『すり身』を普通のビニール袋に詰めているだけの代物。要はこれを自分の家で揚げて、『てんぷら』(四国では『てんぷら』と言うと『さつま揚げ』のようなものを指す)を作るという。早速、購入して持ち帰り、揚げて食べてみました。『てんぷら』の揚げたては何でもうまいとはいうものの、この『すり身』で作った『てんぷら』は凄くおいしい!やはり新鮮で良い雑魚(良い雑魚というのもオカシイが・・・)を使っているからか、兎にも角にも、酒の肴として「アタリ」でした。季節に関係なく500円くらいで、定番で置いているそうです。

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「何でも売ってる田野駅舎」
「何でも売ってる田野駅舎」
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