人目を忍んで取引される銘菓 『霧の森の冷凍大福』
2008.02.05
四国中央市で、今話題の名物と言えば、まずこの「霧の森の冷凍大福」が挙げられるらしい。高速道路高知道の新宮インターチェンジを降りたところにある温泉複合施設『霧の森』内の菓子工房で作られている。ちなみに『霧の森』とは、四国中央市で最も山深い新宮村にある標高1000m超のオートキャンプ場『霧の高原』と一体となったレジャー施設である。温泉やレストラン、カフェ等が充実しており、観光目的よりも、むしろ娯楽の少ない地元の憩いの場として繁盛している。
冷凍状態で販売されているこの「大福」は、4段重ねになっており、核の部分の「生クリーム」を「こし餡」で覆い、更に「餅」の殻で固めて、最後に新宮村特産の「抹茶粉」をまぶしている、というもの。一個一個の手作業生産である。松山市内の店舗と高速道路高知道の『馬立パーキングエリア』及び通信販売で入手出来るが、如何せん生産量に限りがあり、どの店舗でも大概は売り切れ入荷待ちの状態だという。
『霧の森』に行こうとも思ったが、この新宮インター、一旦降りたら『霧の森』以外には何もなく何処へも行けない秘境インター。時間も無いので高速道路の『馬立PA』で購入することにした。売り切れが多いということなので、出張帰りの朝の9時頃に立ち寄る。要注意点は、『馬立PA』は高知方面から川之江方面へ向かう「上り車線専用」のパーキングエリアであるということ。下り車線を幾ら走っても行き着けません。売店を入った右手窓際隅に、あたかも人目を忍ぶように、「霧の森大福販売中」とポップが張り付けてある。店内を見渡しても、それらしきものは何処にもない。レジのおばさんに「霧の森大福を買いにきたんですが。」と告げると、気のせいか小声で(笑)「あるで。ちょっと待っておって。」と、レジの奥でゴソゴソやっている。30秒ほどで戻って来て包みを渡され、「はい、1050円」。これは御禁制の品だったんかい。(笑)
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「高知道高速道路上り車線の『馬立PA』」
「高知道高速道路上り車線の『馬立PA』」
「8個入りで1050円」
「8個入りで1050円」
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