ふかの鉄干し
2007.11.28
『響灘』の娘さんに「かっぱ市」なる地元の農水産物の即売所を紹介してもらいました。『響屋』さんから国道を東に走って信号二つ目。県外者からすると驚くほど安い値段で地元の野菜が無造作に置かれている中で、『ふかの鉄干し』発見。高知市内の某観光客向け有名商店街で買うと1,000円くらいの量のものが、袋に無造作に詰められて200円から250円。『ふか」の他にも『シイラのみりん干し』とか、得体の知れない『アスナロなる魚の干物』も置いていました。午前中は平日でも地元客で一杯。午後になると商品は殆ど残っていない状態という。
『鉄干し』は土佐では至極一般的な食べ物。要するに、その辺で獲れた魚の干物なのですが、とにかく肉厚なので炙ると「外はパリパリ中はジューシー」で美味しい。「このあたりは昔から貧しくて漁業か農業くらいしかないので。」と、『響屋』の女将さんのように永らく住んでる方はおっしゃいますが、これだけ安く新鮮で美味しいものを、毎日のように肩肘張らずに食べられるということは、大変贅沢なことですよねぇ・・・と、私ら他所から来た者は考えるのです。
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「ゆっくり走らないと見逃してしまう。」
「ゆっくり走らないと見逃してしまう。」
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