『ことり』vs『アサヒ』
2008.02.08
JR松山駅の元駅長でもある加藤高松駅長に、繁華街のソウルフードとしての「鍋焼きうどん」のお話を伺った。
松山の鍋焼きうどんには独自のシステムがあるらしい。
・鍋焼きうどんとして単品メニューの専門店が成り立っている。
・椅子席と小上がりがある
・セルフではなく注文取り配膳をする飲食店でありながら、キャッシュ&キャリーである。
・営業時間がいい加減。(10時から売り切れまで)
等々。
そしてこの「松山鍋焼きうどん」を代表(ここ以外にはないのかも知れんが)するのが、湊町の『ことり』と『アサヒ』である。2店間のその距離、歩いて30秒。もはやライバル店と言うよりも2つで1セット。折角なのでハシゴをしてきました。
まずは『ことり』。アーケードから入り込む路地裏にある。金曜日の午前10時で40席が8割方埋まっている。小上がりに上がると、おばさんが早速注文を取りに来る。「何にしますか?」ではない。「ひとつやな。」 注文伺いではなく確認である。(笑)
メニューは後にも先にも「鍋焼きうどん460円」と「いなり寿司(2個一皿)240円」の二つだけ。
よって数だけ訊く。一人で二杯食べる奴も珍しいだろうから本来なら注文取りも不要かも。鍋焼きといなりを頼むと30秒で出てきた。早っ!。これが単品メニューの強みだろう。お金と交換でうどんを貰う。讃岐人の私にとっては、麺自体の味は何てことないように思うのだが、出汁が美味しい。特に今のように寒い季節は体が一遍に温まって嬉しい。
次は『アサヒ』。こちらも近所の人でそこそこ一杯。うどんは「鍋焼きうどん」と「玉子入り鍋焼きうどん(+50円)」の2種類がある。値段も若干安く(と言っても「いなり」とセットで50円ほどの違い)、飲料としてジュース(120円)もある。接客もやや丁寧(靴ベラがあった 笑)。惜しむらくは「いなり寿司」がどこかのケータリングものみたいなことと、2種類のメニューの為に出てくるのに5分ほどかかること。
肝心のお味であるが、どちらが美味しいかなんて野暮は言うまい。どちらもそれぞれに旨いですよ。
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「一見、料理屋風の『ことり』」
「一見、料理屋風の『ことり』」
「『ことり』の「鍋焼きうどん460円」と「いなり寿司240円」」
「『ことり』の「鍋焼きうどん460円」と「いなり寿司240円」」
「看板がないと完全に民家『アサヒ』」
「看板がないと完全に民家『アサヒ』」
「『アサヒ』の「鍋焼きうどん450円」と「いなり寿司200円」」
「『アサヒ』の「鍋焼きうどん450円」と「いなり寿司200円」」
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