思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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15th Site: Miyoshikiku
住所: 徳島県三好市池田町サラダ1661
TEL: 0883-72-0053
営業時間: Monday-Saturday 8a.m.-5p.m. Closed:Sunday、Holidays

"Is Ikeda located inside of the mountain?"

If you hear that Yuki Katsuragi sing a song “Ikeda is located inside of the mountain. Nobody comes here.”、 you will not feel something is wrong at all. Awa Ikeda is a kernel town with quiet appearance situated on the middle of the Yoshino River. People in this town say、 “Don’t you set up the state capital of the regional system? Because people can come this town by almost same time and distance from four Perfectual governments、 after the expressway completed in Shikoku.” Well、 I guess that it is a mishearing (laughter) However、 it is certainly convenient to gather whole Shikoku. It means that this town has been thrived as an important transportation hub. Besides、 thanks to the rice gathered along the Yoshino River and the water of the clear stream flowing from the mountains、 sake making seems to have been also thrived since a long time ago.

'Miyoshikiku' is one of those. Current president Umamiya is the 15th generation leader of the family business. His lineage is the samurai who governed the Ikeda region in the former Awa clan. They established a sale brewery after Meiji era. And he is the 6th generation leader as a brewer. Anyway、 this family is one of a distinguished family of Ikeda-cho. There is a residence next to the brewery. The stone monument of the gate is written “Samurai gate”. How surprising! Entering into the house、 you can see the residence and the living room leave old taste.

Well、 it is a face of official. His job is brewing、 but his hobby is band activity. Mr. Umamiya is a singer president of brewery. His room is actually completely soundproofed with a professional specification and he can record on a disc there、 though it looks very usual. It is a different dimension space anything from lock to pop can be accepted. Going out of the house、 you can see a quiet residential area. A fabulous animal sing at night there. He makes arrangements so as not to destroy tasteful street of stores and houses、 though he is absorbed in the rock’n’roll. I saw the alertness as a president.

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「池田の町並み」
池田の町並み

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「三芳菊酒造」
三芳菊酒造

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「15代目馬宮社長」
15代目馬宮社長

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「武家門て?」
武家門て?

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「居間」
居間
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秘境駅が呼んでるぜ  JR四国土讃線 『坪尻駅』
2007.10.30

 「真の無人駅」がここ池田町にある。いわゆる無人駅とは駅員さんがいない駅のことだが、ここはお客さんまで全くいない。(笑)
 
 香川や徳島の皆さんなら、自動車で国道32号線の猪鼻峠を徳島側に越えた辺りにある「坪尻駅↓ 600m」という道路案内に気が付いている人もいるでしょう。でもその辺りに支道は見当たりません。道端に車を停めてよくよく見るとと、ガードレールの隙間から「けもの道」が下に流れています。降りようと思って数10m歩いて断念しました。「身の危険」を感じたから。

 以前、このことをJR四国に勤務している助役M氏に話したところ、「谷の反対側からにも30分くらいかけて降りる道があるよ。」と教えてくれたので、休みにオフロードバイクで再アタックにいって再度断念。写真でご覧のとおり。昼なお暗い山道に止めたバイクのたもとに、木片に「坪尻駅こちら」と書かれた小さな木札が路傍にたっているのみ(笑)。ここからは、幅30pほどの歩くのも困難な急なぬかるみ道が、真下に向かっていました。

 何と駅まで車もバイクも辿り着けない。そんな駅があるんか?いや、だからこそ駅があるんかも。
 同じくMに聞くと、この駅の1日の平均乗降客数は2人・・・乗降とは「乗って」「降りる」訳だから、実質的な利用客は1人。東京の新宿駅で洪水のように乗り降りしている人達に是非見せてやりたい。みんな反省しろ。(何を?)
 Mの話では、山中に住む「開(ひらき)」さんというお爺さんが利用しているとのこと。JR四国ではこの人たちがお亡くなりになるまでおそらく廃駅にはせんでしょう。


 『三吉菊』の馬宮さんに池田町の名物を聞いていて、たまたまこの駅が「おすすめ」になってしまいました。なってしまった以上、これはもう行くしかない。覚えてろよ三芳菊(涙)。でもこの機会に行かないと人生に悔いを残すかも・・・と自分を奮い立たせ、次の日曜の朝6時に高松を車で出て、7時56分阿波池田発琴平行の土讃線普通列車に乗り込みました。
 ここでハプニング。車両は1両で当然ワンマン。四国では珍しくも何ともない。発車のベルが鳴り出した途端、最前部の私の対面に座っていた若い「あんちゃん」がおもむろに立ち上がり、運転手さんに
「あの〜、おしっこに行きたいんやけど。」
「この列車は今発車するから一旦降りて駅舎のトイレに行ってきて下さい。」
「この汽車はずしたら、あとが困る。」
・・・で運転手さんはどうしたかと言うと、青い顔をした「あんちゃん」を乗せたまま阿波池田を出発し、次の佃駅で停車。件の「あんちゃん」は列車を飛び降りてホームを越え、向こう側の草むらで用足し。その間約3分間、なんとJRの列車が、どこの誰とも知らぬ一人の「あんちゃん」の立ちションが終わるのをずっと待ってやっている。文句言う乗客は誰もいない。いや〜、感動したぞ、JR四国さん。JR西日本福知山線では想像も出来ない光景。見たか尼崎駅。私、益々JR四国のファンになりました。

 8時過ぎに坪尻駅に着きました。降りるのは私一人。でも降りた後、いきなり列車がバックし始めた。そして再びバックして行ってしまった。ひょっとしてスィッチバックというやつか?これが。乗って体験したことはあるけれど、外から見るのは初めて。

 列車が行ってしまうと本当に人っ子一人いないし何もない。次に上りの停車列車が来るのは二時間後。はるか遠くに国道32号線を走る車の音が聞こえるのみ。両側は切り立った崖。駅の下り方面はすぐトンネル。上り方面も200mほどでトンネル。上に上る道は2本。一本は倒木が行く手を遮る。もう一本は道なき道。仕方がないので「スタンド・バイ・ミー」よろしく線路をトボトボ歩いていたら、何の前触れもなくいきなり特急列車がトンネルから走り出てきて轢かれそうになりました。人がいることが想定されていないこの駅では、警報器も遮断機もない。たとえ運悪く跳ねられても、こんな場所では「死んで屍拾う者無し」。

 結局どこにも行けないので駅舎に入ってしばしぼんやり。駅には一応ポスター、「のぞみで行く阪神往復フリー切符」・・・・Hey、JR。いったいどういう奴がのぞみで大阪行くんだい?この駅から。
 発車時刻表を眺める。朝8時25分から夕方17時37分まで下りは一本も止まらない・・・。
 しばらくぼーっとしていてふと気がついた。この駅、時計がない。駅やのに。ああ、時が見える。これってひょっとして俺自身すでに遭難してんのんとちゃううんやろか?(笑)
 ベンチの横に何冊かノートが吊るしてある。おお、これは世にいう「鉄っちゃんのノート」。東京からサンライズ瀬戸に乗ってこの駅のためだけに来た奴。わざわざこの駅に「野宿」しに来た奴。ここは聖地だったんですね。「屋島」や「はりまや橋」だけ見るために四国に来る奴はおらんのに、ここにはいっぱい。すごいぜ坪尻! JRさん「のぞみで行く坪尻駅往復フリー切符」作りませんか?いや、マジで。
 そうこうしているうちに、シャバ行きのお迎えの電車が参りました。乗り込んだとき、何とは無しにニヤニヤ笑う乗客の視線を一身に受けて恥ずかしかったっす。ああ、人からみたら、これで私も立派な「鉄っちゃん」の仲間入り?でも、ちっとも嬉しくないぞ。(T_T)


 助役Mに「なんであんなところに駅作っとんね?」と聞くと「山間部の駅と駅の間の非常用退避所として」という答え。どこからも助けに行けない「あそこ」に退避するっちゅうこと自体が、イコール遭難と同義。いたずらに被害と騒動とを拡大するだけだ・・・と思わんか?おまえ。(爆)

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「坪尻駅への専用道路(右下の方面 単車では無理)」
「坪尻駅への専用道路(右下の方面 単車では無理)」 クリックすると拡大します
「坪尻駅正面西口 南口は崖をつたう避難用ハシゴ」
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「夏はマムシさんたちで賑やかそうな駅前広場」
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「駅全景 警報機も何にもないので線路に降りて遊んでたら轢かれます。」
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「のっけから倒木が道を遮る人里への脱出口」
「のっけから倒木が道を遮る人里への脱出口」
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