奥道後の「はこそば」
2008.01.25
槌谷さんが教えてくれた地元民の名物は、『田舎家』の「はこそば」。『田舎家』は、蔵から車で5分ほど国道を上っていったところ、奥道後温泉の斜向かいにある。丁度昼どきだったので、早速チャレンジしてきました。
『田舎家』は看板も大きくすぐ分かりました。メニューも見ずに、おばちゃんに即「はこそば」を注文。さて、ゆっくりと辺りを見回すも、テーブルの上に奥道後温泉のハワイアンショーのテーブルテントが置いてある以外は、普通に何処にでもある田舎のおそば屋さん。平日なのでお客さんも6分の入りというところか。でも、そのお客さんが皆一様に木枠に盛られたそばを食べている。恐らくあれが問題の「はこそば」であろう。
ほどなく登場。なるほど「ザル」や「せいろ」ではなく長方形の「木箱」にそばが入っている。「木箱」は、大きさにして通常の「せいろ」を二つ横に並べた程度。しかも、薬味には刻みのりとネギと一緒に生わさび一本とおろし金まで付いてきている。これだけで代金の650円よりもコストパフォーマンスは高い。
食べる。う〜ん、まずまず美味しいがびっくりするような味ではない。単に見かけが珍しいだけか? でも食べ進むにつれて徐々にこの一品のキモが分かってきた。食べても食べても、なかなかそばが減らない。それもそのはず、前述の大きさの「木箱」に丸々そばが盛られているので、これは普通のもりそばの倍の量はある。
二倍増量で生わさびが付いて650円。これは昼食にはとてもお得。さすが、地元で評判の名物は食べても損がないですなぁ。