思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第八番酒蔵札所「眉山 吉本醸造」
住所: 徳島県徳島市鮎喰町1-125
TEL: 088-631-7591
営業時間: 月曜〜土曜9時〜12時/14時〜17時。日曜・祝日は休。蔵見学は事前に要電話確認(多忙でなければ可能)。

[ツープラトン攻撃?]

 『吉本醸造』さんは、その昔伊予と阿波徳島を結んでいた主要道「伊予街道」沿いに位置しています。今は国道195号線にその座を奪われていますが、昔は主要物資がこの街道を通って運ばれていました。ここ鮎喰町は、鮎喰川の船着場であり、街道沿いの宿場町であり、呉服商や藍商の集まる商業の町でもありました。吉本家は、この鮎喰町で14代続く元庄屋の家系です。長宗我部以前に阿波一円を治めていた三好長慶の子孫でもあるようです。
 現当主の吉本さんは物腰の柔らかいいかにも学者肌タイプの紳士。生まれたときから家を継ぐべく決められていたそうですが、物作りが大好きなので抵抗なくこの仕事が出来るそうです。酒造りで一番大切なのはあくまでも「基本の重視」。穏やかでガツガツしない徳島のイメージで酒造りをしたいとのこと。
 その隣で旦那さんを支える奥さまの突然の第一声は、「実は私が切り盛りしとるんよ」。・・・と、この時点でご夫婦間の力関係ははっきり分かりましたので余計なことはもう聞きません。(笑) これで金庫番が誰かも、聞かんでも分かりました。
 ご夫婦でしっかりとタッグを組んで酒蔵を運営されているようですね。まぁ、エースが誰かは聞くまでもありませんが・・・。あと百年は安泰です。(笑)

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「旧伊予街道沿いの旧家蔵」
旧伊予街道沿いの旧家蔵

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「蔵正面」
蔵正面

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「社長ご夫婦」
社長ご夫婦
酒蔵さんから
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近くの穴場情報
山頂まで12段
2008.03.02

 結構有名なネタで申し訳ないが、高松駅のM助役が「どうしても行ってみたい」と駄々をこねるので、連れて行った。

 徳島市の南部に広がる田園地帯の真ん中に、『弁天山』という里山がある。ここは国土地理院認定の「日本一低い山」である。その高さ標高6.1m。その山頂までの石段は何と僅か12段、登頂時間は10秒に満たない。(笑)

 山頂には神様をお奉りした祠(ほこら)が鎮座していた。祠周辺はきちんと清掃されており、お賽銭箱は「盗難防止装置」付き。セルフでおみくじ(100円)まで置いてある。さらに、山頂に生える木の小枝には、結ばれた沢山のおみくじと共に絵馬まで掛かっていた。ここはここで、きちんとした由緒のある神社なのであろう。小さいながらも、訪れるお客の受け入れ体制は万全である。ちなみにお守りは隣のラーメン店で売ってくれるというし、この神社で結婚式まで挙げられるらしい。

 しかも 山の「隣」の電柱(?)のてっぺんにはライブカメラまで設置してある。世界中の山の景勝地にあるライブカメラのように「山」を見上げているのではなく、ここは見おろしているカメラである。(笑)
 http://bentenyama.com/index.html

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「徳島平野の真ん中に雄大にそびえる弁天山」
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「すぐ隣の山本体よりも大きな看板」
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「近所の家の二階くらいはあるであろう山頂からの眺望」
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「ライブカメラ (柱の最上部) 」
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「登山口のおみやげ物屋  週休4日で近所の野菜しかおいていない。」
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山頂まで12段 2008.03.02
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