鳴門の赤飯
2007.12.30
「自分は鳴門に来てびっくりしました。それが、ここの人は赤飯に砂糖をかけて食べよるんですわ。」と、『鳴門のいも屋』の有井さんが、さも気持ち悪そうに教えてくれました(笑)。皆さんの地域もそうでしょうが、有井さんの出身の徳島市でも、鳴門挟んで反対側の香川県でも、赤飯といったら「黒ゴマ」「塩」で食べるのが普通。なのに鳴門市だけがピンポイントで「白ゴマ」「砂糖」らしい。大丈夫か?鳴門市民の味覚。そう言えば北島町との境にある1番札所の『本家松浦酒造場』の松浦社長も、「なぜか鳴門市だけが食習慣が変なんです。」とおっしゃってました。これから鳴門市出身という人に手会ったら、「自分んちで赤飯に砂糖をかけるかどうか」で首実験をしてみましょう。
早速、挑戦・・・と言うても、赤飯は家で食べるもの。食堂のメニューにはないだろうから、コンビニで赤飯のおにぎりを買って来て白ゴマと砂糖をかけて食べてみました。うん、なかなかおいしいけど赤飯とはちがう、お菓子を食べている感覚です。鳴門市民はこの砂糖かけ赤飯に何のおかずをつけて食べているんやろうか?刺身とか絶対にないやろうな・・・と、あれこれ考えながらも、なんとなく味は納得。
カップラーメンも西日本と東日本とでは微妙に味を違えている今の日本の食品シーン。鳴門のコンビニ限定で「砂糖かけ赤飯おにぎり」が発売される日も近い?
追伸
噂によると鳴門の「お好み焼き」には「金時豆」が入っているらしい。、『鳴門うどん(2番札所の一言欄)』と言い、どうも、鳴門は食文化のガラパゴス島であるようです。(笑)