思いついたらおうちの近くから。さあ出かけよう。四国の酒蔵88箇所巡礼の旅


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第二番酒蔵札所 「花乃春酒造」
住所: 徳島県鳴門市撫養町
TEL: 088-686-2008
営業時間: 8時〜18時受付。不定休(正月3日間は休)。蔵見学不可。

[鳴門っ子純情]

 「AWA DANCE」なる映画があります。今は昔の2007年の夏封切されました。この鳴門の阿波踊りを描いた青春映画はDVDで見られると思います。鳴門市旧市街の鳴門高校がそのステージ。そもそも阿波踊りは徳島市が一番有名で巨大ですが、鳴門や阿波池田をはじめとする徳島県内の各地域にも根付いており、最近では遠くは東京高円寺をはじめとする関東地方でも踊られるようになりました。中でも近年商業的になってちょっとややこしくなっている本家の徳島市阿波踊りに対して、ここ鳴門の阿波踊りは「踊りそのものを町のみんなで楽しもう」という本来のエネルギーを色濃く残すお祭りです。
 この映画で『花乃春酒造』は、この高校のすぐ隣(ほんとです)で造り酒屋をしている準主役の男子高校生(勝地涼)の実家という設定。映画ではその主人公の父親である高橋克美さん演じる造り酒屋の当主が、脚本上で大事な役を担う・・・で、そのモデルとなった『花乃春酒造』8代目多智花(たちばな)社長にお話を伺いました。映画でのカリスマ頑固オヤジと言うよりも穏やかで誠実そうな印象。「阿波踊りはやはり名人?」「まぁここで生まれてずっと育っておるから一応は踊れるわなぁ。」う〜む、さすが奥ゆかしい。でも、やっぱり機嫌損ねたらこわいんやろなとおそるおそる質問していると、出るわ出るわ鳴門の地元ネタ満載。「徳島ラーメンは最近のもん。本当に伝統あるのは鳴門のうどんじゃ」とか(今をときめく鳴門うどんが世に出るよりずっと前のインタビューですぜ)、「遠く離れて異国に住んでも鳴門市民の心はいつも妙見山(なぜかお城がある)にある」とか、いろいろな「鳴門」を紹介して頂き、ここは観光案内所かと思いました。実はミーハーだったのね。(笑)  酒の方も「鳴門の人に飲んでもろうたらそれでええ」・・・とええかっこうをしません。
渦潮観光やリゾートの鳴門ではなく、生粋の鳴門っ子を育てた下町・鳴門を見た思いがしましたで。

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「妙見山から見る旧鳴門市街」
妙見山から見る旧鳴門市街

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「鳴門高校の正門から歩いて5秒」
鳴門高校の正門から歩いて5秒

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「映画では高橋克美さん演じる多智花社長」
映画では高橋克美さん演じる多智花社長
酒蔵さんから
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近くの穴場情報
うどん大国讃岐の至近距離での脅威 『鳴門うどん』
2007.12.30

 「讃岐うどん」については、みんなであちこちと食べ歩きをしてきましたが、『花乃春』の多智花社長から伺うまで、「鳴門うどん」の存在をついぞ知りませんでした。不勉強ですいませんでした。
 「徳島ラーメン」はここ10年の流行でしかなく、本当の鳴門の食文化は「鳴門うどん」にあるということです。市民の間では昔から行きつけの店がいろいろあると聞き、とりあえず『花乃春』さんから歩いて3分、鳴門高校生御用達の『みつい』さんを紹介してもらいました。多智花社長によると、ここはまだうどん店としては新しいとのことです・・・と言っても、もう20年そこらは営業しているのですが。

 11時の開店に合わせて一番乗り。一杯450円、きちんとメニューもあって「なぁんだ!フツーのうどん屋じゃん」。でも、出てきた現物を見て仰天。敢えて写真は載せませんので、興味がある人は挑戦してみてください。これは香川の我々が食べている「讃岐うどん」とは全く別物のフードです。予備知識無しの第一印象では、どちらかと言うと麺は「きしめん」に近いか? けれど、ツルツルしていてヌードルとしては非常においしい。味はたぶん鰹出汁。この種類のうどん屋さんが鳴門市内だけに十数件あるとのことです。

 東讃岐のうどん屋さんは少ないけれど、11号線徳島香川県境の食堂のうどん屋さんまでは、味はともかく太さも長さも普通の「讃岐うどん」です。本場讃岐との県境を越えただけで、こんなにも異なる「うどん食文化」があるとは思いもよりませんでした。四国は広い。どうもごちそうさまでした。

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「鳴門うどん 『みつい』  つい最近、リニューアルしました。」
「鳴門うどん 『みつい』  つい最近、リニューアルしました。」
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